天台寺
故・瀬戸内寂聴さんが名誉住職を務めておられた、歴史のあるお寺です。広い敷地内の至る所にあじさいが咲いており、あじさいの名所として知られています。かわいいお地蔵さまがたくさんありますので、あじさいと一緒に撮るのも楽しいですよ!
ぐるっと散策するのに小一時間ほどかかります。また本堂までの石階段が長いのと一部傾斜がきつい箇所もあるので、靴は歩きやすく滑りにくいものを選ぶとよいです。
あじさいを撮るだけならば参拝料は不要ですし、出入りの時間が自由なのもありがたいです。
2020年に本堂と仁王門の解体復元工事が完了し、工事以前と比べて景観が異なっています。個人的には、あじさいをきれいに撮りやすくなった気がしていますので、今年のあじさいを楽しみにしています。
見頃の時期・時間
あじさいの見頃は7月上旬~8月上旬くらいです。周りを杉の木に囲まれているので、太陽の光がいい感じに入ってくるのは7:00前後か17:00前後かと思います。運が良ければ霧が漂う幻想的な風景に出合えるかもしれませんよ。
近くのおススメ撮影スポット
車で1時間圏内に撮影スポットがたくさんあります!朝から夜まで見どころ満載です。
折爪岳の蛍
天台寺から車で50分。
日本最大級とも評されるヒメボタルの生息地「折爪岳」。見頃は7月上旬~下旬、時間帯は20~21時前後が良いでしょうか(気候条件によって変動あり)。気温が20℃以上・曇り(雨が降っていない&月明かりが無い)・風が弱い…という条件の日だとたくさん飛んでくれます。
天台寺のあじさいの見頃と時期が重なりますので、両方はしごして撮影するのもアリかと思います!
安比高原のヤナギラン
天台寺から車で1時間10分くらい。
安比高原ブナの駅から更に奥の方に車を走らせると、ヤナギランの群生地である「奥のまきば」に着きます。見頃は7月中旬~下旬です。
朝から夕方まで撮れる場所ですが、早朝の朝焼けに運よく出合えれば、印象的な一枚が撮れるかもしれません。霧が出ている日も、白い霧の中に花の紫色が映えるのでおススメです!
余談ですが、虫がものすごく多い場所ですので、虫よけ対策は念入りに…!それと熊が出る場所ですので薄暮の時間帯(熊の活動が活発になる)は特に注意が必要かもしれません(汗)自分は何十回か通って、熊を見たのは一度切り…というくらいの低い確率ですが、油断は禁物ですね…。
うろこ滝
天台寺から車で15分。
「鬼滅の刃」効果で人気が上がった「うろこ滝」。岩肌が魚の鱗のような独特の美しさを持つ滝ですが、夏になると周りにあじさいがたくさん咲くんです!見頃は7月中旬~下旬です。
馬仙峡
天台寺から車で30分。
この地域は早朝に霧が頻繁に発生します。夏も良いですが、紅葉シーズンは素晴らしい景色が眼下に広がりますよ!
最後に
7月の天台寺とその周辺は、同じ時期に見頃を迎えるスポットが多数あります。事前に撮影スケジュールを考えて、たくさんのスポットを周りたいですね!
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