冬の始まり
11月下旬に雪がどかっと降りましたので、この冬初めて雪の撮影に行ってきました。目的地は岩手県八幡平市の安比ブナ二次林。
雪が多く積もると現地まで車で行けなくなります。おそらく冬の安比ブナ二次林を撮るのはこれが最初で最後のチャンスになると思い、急いで車を走らせました。
安比まで来ると辺りはすっかり銀世界!撮っている間にも雪がどんどん降ってきています。道中のカラマツ林も冬の姿になっていて、テンションが上がってきました。
初冬の安比ブナ二次林
入り口まで来ました。雪が深かったですが、スノーシュー無しでも行けるギリギリくらい💦雪はどんどん降ってきています。
上を見上げると、着雪した枝が神秘的な姿を見せてくれていました。ブナの命の血管が空に伸びていっているかのように感じられました。
落ちずに頑張っている葉が少しだけ見えています。おそらく間もなく雪に覆われて、長い冬の眠りにつくのでしょう…。雪はそんな様々なドラマを連想させてくれます。
天候が荒れ気味で、この時は吹雪模様。枝からの落雪が盛んでしたが、あたりには誰もおらず、足元も雪でおぼつかない状況…。この冬初めての雪の撮影にしてはハードな条件になりつつあったので、30分くらいで引き上げました(なんだか怖いし)💦
夏と秋の姿
ちなみに、比較のために夏と秋のブナ二次林の写真も挙げてみます。
こうして見てみると、改めてブナ二次林の四季折々の美しい変化に驚きますね~。どの季節も魅力があるので大好きな撮影場所です。
冬の撮影は楽しい!
冬は他の季節に比べて色が少ないですが、冷たい凛とした空気とどこまでも静かな空間など特有の魅力があります。虫に悩まされないのもよいですね!(笑)
写真的にも絵になる季節ということで、特に人気があるようですね。年末年始にかけてぐっと気温が冷え込む予報ですので、早朝に頑張って起きて(笑)出かけていきたいと思います。
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