飛沫(しぶき)氷
冬の十和田湖の「飛沫(しぶき)氷」。例年12月末頃から見ることのできる自然の造形美です。昨年の写真も交えてお届けしたいと思います。
時期や気温など条件の変化によって、できる形も変化します。気温が少し高くなると氷が溶け始めて、艶やかな表情を見せてくれたりします。
木の枝も芽も凍って、独特の景観を作り出していますね。
晴れた日の十和田湖
天気や時刻によって見える景色がまったく違ってきます。この写真の日は晴天に恵まれ、鮮やかな十和田湖ブルーを楽しめました。
キラキラと輝く湖面をバックにして、こんな写真も撮ってみたり。
荒れ模様の日
晴れた十和田湖には爽快な美しさがありますが、風が強かったり荒れ模様の日の方が多い印象があります。
それはそれで写真的に面白いので喜んで撮りに行くのですが(笑)、強風の十和田湖の寒さはかなり過酷。波の飛沫が飛んできてレンズに付くと一瞬で凍っちゃうほどです💦
下の写真の時は本当に5秒おきにレンズを拭かないといけませんでした。ピント合わせしてる間に凍り付くので、拭いてピントのやり直し…みたいな感じです(泣)。こんな日なのに、自分の他に2人の人が写真を撮ってたんですよね~。みんな頑張るなぁ~(笑)
レンズを守る方法としては、レンズガード(フィルター)で守っておいて、氷がとりきれなくなったらフィルターを外す…などもありますね。
夕方の十和田湖
飛沫(しぶき)氷が多くみられる子ノ口(ねのくち)では、夕方の光が正面から入ってきます。氷が夕日で輝く様子もとても美しいです。
今年も夕方の黄色い光を透かす飛沫(しぶき)氷を撮りたいのですが、なかなかタイミングがあいません💦今年は2月に入っても気温が低い日が続く予報のため、まだチャンスはあると信じてトライしていきます。
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